WORKSHOP '09
 2009年度がん若手ワークショップアンケートとご意見(解答79)
1. がん若手ワークショップ
  (ア) 是非つづけるべき (76)
  (イ) どちらとも言いがたい (3)
  (ウ) やめるべき (0)
2. 若手研究者研究支援
  (ア) 是非つづけるべき (70)
  (イ) どちらとも言いがたい (9)
  (ウ) やめるべき (0)


 【がん若手ワークショップへのご意見】
1. ある意味、強制的に発表を聴くことで、今まで避けていた分野に取り組む意欲がわき、知識を深めることができた。
2. 大学・研究所の垣根を越えて、若手が交流できる場は少ないので、是非続けて頂きたいと思います。
3. 非常にいい刺激になりました。今後自分が研究を進める上での活力になりました。
4. 困った質問が多数見られた。こういう場は、やり込める質問よりもsuggestのような発現の方がふさわしいと思います。
5. 通常の学会参加よりもはるかに得るものが多かったです。
6. がん学会に参加しても、どうしても自分の専門の所だけを聞いたり見たりしてしまうので、このように色々な分野の研究を聴けるのは、有意義でした。また、同じ年代で、同じ目標に向かう人たちと知り合える機会なので、非常に有用だと思います。
7. 思っていた以上に刺激になった。知り合いも出来た事も良かった事だし、それ以上に、自分にとって、質問したいなと、よく思っていた分野の研究所の方に、聞きたい事が聞けた。
8. 非常にためになる会で、もっと多くの若手が参加できるようにしてくださるとありがたく思います。
9. 今回、「〜は意味があるのですか、〜では不十分ではないですか」など研究を否定する質問が多くあった様に思えました。切磋琢磨することは重要ですが、質問により、クオリテイがもっと上がる研究、今後の指針となるようなものがあった方がより良かったのではないかと思えました。
10. 100人以上の人間を円滑に進行して頂き、ありがとうございました。ご苦労様でした。
11. 参加者の研究のほとんどが、臨床検体を用いていなく、細胞株、monolayer cultureであることに驚いた。さらに、がん特定で予算を頂いているのに、がん研究からは離れているcell cycle, signalingがほとんどなのには疑問がある。もっと臨床と基礎の橋渡しの概念を持たないと続ける意義はないと思う。
12. 自分の専門分野と異なる分野の方々がいらしており、そういった方々のお話を聞くことで視野がとても広がりました。非常に意欲的な方多く、刺激を受けました。
13. 多分野の人たちとふれあえることは、非常に良い経験でした。
14. 色んな方と知り合う機会があまりないので、全国の色々な研究者の方と話ができて、大変勉強になった。又、これ以降の学会で皆様に再会する楽しみができた。次回会う時までに、研究をもっと頑張ろうというモチベーションをもつことができました。是非、続けて頂きたいです。
15. ポスターの時間が短く(特に発表者は)十分話を聞くことができなかったので、ポスター討論の時間を十分確保してほしい。ほとんど話を聞く時間がなかった中で、ポスター賞を選ぶのも非常に難しいと思う。
16. ベルの鳴るタイミングで、プレゼン終了前(15分前以前)にも1回鳴らした方がいいかもしれません。
17. 規模を縮小してでも続けるべきだと思う。
18. 今の半分〜3分の1程度の人数にして、年2回の開催はどうでしょうか。
19. 口頭発表の数を減らして、1人の時間を長くし、discussionをもう少し長くする。


 【研究支援へのご意見】
1. 若手が共同研究する練習が出来るという他では出来ない貴重なシステムだと思います。是非残してほしいです。
2. 共同研究を進めていくには、若い時からのネットワーク作りが大切なので、このような機会は、続けてほしいと思います。
3. 研究の予算が減らされている時代、どんな形でも若手への支援は続けてほしい。


  2010年以降の若手ワークショップ運営について

1. 旅費を含む参加費について
  (ア) 自費でも参加する (19)
  (イ) 研究室が出してくれれば参加する (37)
  (ウ) 会の補助が必須である (23)
2. 会の運営について
  (ア) PIクラスの研究者が運営委員会を作るべき (60)
  (イ) 参加者クラス(助教・院生クラス)の運営委員会を作るべき (16)
  (ウ) 学会にゆだねる (3)
3. 期間・規模について
期間について
  (ア) ちょうどいい (64)
  (イ) 短くすべき (14)
  (ウ) 長くすべき (1)
参加人数について
  (ア) ちょうどいい (74)
  (イ) 多すぎる (5)
  (ウ) 少なすぎる (0)
4. 参加者資格について
  (ア) 文部科学省のがんに関わる研究費を受け入れている研究室に限る (41)
  (イ) 上記に限らず、がん研究に携わっている研究者・学生なら受け入れる (34)
  (ウ) 制限を設けない (4)
5. 会場について
  (ア) 隔離されているところでの合宿形式がいい (56)
  (イ) 東京・大阪など交通の便のいいところでの合宿形式がいい (21)
  (ウ) 場所は問わず、学会形式がいい (2)
 
 【ワークショップ運営へのご意見】
1. 初日に、松田先生からプレゼンテーション、質問への注意(jargonが多い、聴衆を見る等)があり助かった。それがないとわからない言葉が多かったので、このように注意できる先生は絶対に必要で、若手のみでは無理だと思う。
2. 学生にとっては、全額自己負担は難しい人が多いと思います。
3. PIクラスの研究者+参加者クラスの合同がいいかもしれません。
4. 自由時間に交流が深まることを考えると、このくらいの期間がちょうどいいと思います。
5. 自由形式にすると、参加者が増えすぎて人数制限が結局かかる気がします。
6. 普段行けない所に行く方が、思い出になるし、合宿形式の方が親交が深まる気はします。
7. 実験に追われる日から解放される事で、自分のデータは違った角度から考え直す事が出来た。是非、隔離された場所が良い(ネットもつながらないほうが良い)
8. 何とかホテルでのメールのやりとりも可能でしたので、特に問題なく楽しく学べました。残してきた仕事も何とかやりくりできました。
9. できるだけ多分野の参加者が均等にいた方が良い。
10. ある程度の知識と経験がある人が参加する方が、互いに有意義。
11. 異分野交流は、ありそうでなかなか機会がないので、自費でも参加したい。
12. 手作り感があり、大変好ましく感じました。みなさん協力的で非常に良かったと思いました。
13. 少数精鋭であることも重要。多いと学会化してしまう。この会で発表することも研究を続ける上で、モチベーションを保つ上で重要です。
14. 全く行った所でない方が、参加者の心理状態は公平であるから、(参加施設は、東京・大阪・京都がほとんどなので)知らない所の方が緊張感があって良い。
15. 2泊3日が良いと思う。
16. 前回の優秀者等に任せる方式がいい。
17. 研究室のボスがbig nameかで参加出来るか否かが決まってしまうのは、良くないと思う。
18. 参加者クラスによる運営だと、一部の大学・研究所がメインになってしまうと思う。様々な分野と交流するならば、コネクションの広いPIクラスが良い。
19. 発表者の顔を覚えられないくらい多いと、自由な時間に質問しづらい。質問の時間をもっととってほしい。
20. OBを核としてはどうか。
21. 参加費は、学生だと研究機関から出にくいと思うので、補助が必須である。
22. 参加費を全額でなくても一部補助して頂けると助かります。(特に学生にとって)
23. 人数はちょうど良いのですが、ポスターを全て見ることができなかったのが残念だった。
24. 自由時間をもう少し減らして3日くらいにしてほしい。
25. 日本のがん研究を推進する人材とは、現状の能力の高さではなく、継続したやる気を持てる人間、人を育てることができる人間であると考えます。そのような人間は、領域内にのみいるわけではない。
26. 会の運営は、委員に院生を混ぜるとレベルが下がると思います。
27. 開催場所は、名古屋、京都もいいと思います。
28. 口頭発表のみ採択形式にして、ポスター発表の参加は、がんに関わる研究費を受け入れている研究室の場合、制限をつけないほうがいいと思います。
29. 昼休みを短くしてもいい。2泊3日でもうちょっとアクセスしやすい場所で。
30. 合宿形式は良いと思います。
31. ポスターの時間が短すぎると思います。
32. 自費でも参加したいという人を集めた方が、活発なワークショップになると思う。
33. 選考が可能なら、がん研究に携わっている研究者・学生を受け入れる方が良い。無理なら、文部科学省のがんに関わる研究費を受け入れている研究室に限る。
34. ポスターの説明を聞く時間が短く、内容の比較ができず、ベストポスター賞を選ぶのが難しい。
35. 参加者は、がん研究に携わっている研究者、ポスドク以上の方が良いと思う。