WORKSHOP '08
 2008年度がん若手ワークショップ アンケートへの総括


 まずは、参加者の皆様には、ほぼ100%のアンケート回収率となりましたことに感謝の意を表します。回答を寄せられた半分以上の方が、さらに一筆を寄せていただき、皆様の意見が非常によくわかりました。参加者の方々にたいへん喜んでいただき、事務局員一同うれしく思いますとともに、会を盛り上げてくださった全ての参加者の方々に、主催者を代表しまして心よりの御礼を申しあげます。
 次に、事務局としての反省事項をあげます。PCの準備など会の運営の細かい注意事項は、前もってお送りしていたのですが、お読みになられていない(あるいは忘れた)参加者の方も多く、やはり、会場で何度も念を押すべきでありました。旅費の支払いもまた、毎年、トラブルの多いところでは、塩尻―茅野間の特急料金が出ないとか、四国からはバスの方が早いのに鉄道路線を使うことになっているとか、このあたりも詳しい説明が必要だったようです。夜更かしするのが苦手という意見もありましたが、午後10時には終わっておりますので、海外の同様の学会(GRCやFASEBなど)と較べても、それほど遅いというわけではないように思います。ポスターの発表時間が短いという意見は私もそう思いましたが、時間延長するにはどこかを削らざるを得ず、妙案はありません。今年は、懇親会をポスター会場で行いましたので、昨年よりは多少改善されていたはずとは思っております。
 最後に、平成22年度以降の運営に関しましては、現状のまま進めてもらいたいというのが大勢の意見と判断しました。「4日は長いとか、特定研究班員以外にも門戸を開けとか、あるいは、場所が不便だ」という不満を例年聞いておりましたので、アンケートの結果では大部分の方が現状維持を希望していたのは意外でした。このアンケート結果を強い応援団として、平成22年度以降も続けられるよう、諸方面に働きかけていくつもりです。

今後とも「がん若手支援員会」にご支援を賜りますようお願い申し上げます。

松田 道行
がん若手支援委員長
京都大学大学院生命科学研究科